ローズアールグレイ

FAUCHON ローズアールグレイ

驚いたのだけど、最近のフォションは高級路線よりも庶民が手を出しやすいちょっと大きなスーパーで紙パッケージを取り扱ってくれるようになったんですね。いろいろなフレーバー展開してくれて自分的にかなりうれしいです。気が付いたら消えていそうな期間限定臭もするんだけど頑張ってほしい。

フォションの「ローズアールグレイ」。原材料は茶葉とローズヒップ、ハニーブッシュ、ローズピンクと香料。このシリーズ、販売者はエスビー食品、加工を国太楼が行っていて、日本のマーケット向けになっている商品。ティーバッグを3分抽出。

若干の野性味を感じるローズだが、同じフランス紅茶であるところのマリアージュフレールの花系の香り付けに傾向が近い気がします。方向性が似ているだけですごく似ているわけではないので過度に期待はしないほうがいいけど。ありきたりなローズ!!香料!!って感じではないところが好感が持てる。ローズヒップ、酸っぱさはないけど少し喉を通るときに少し特徴がのぞく。味わいは全体的に濃すぎず淡泊になりすぎずしっとり寄りで飲み口と余韻のバランスはいいです。香りが好きなら手軽に淹れられるいいパッケージだなぁとおもいました。飲んでから気づいたけどアールグレイだったんだこれ?アールグレイ抜きローズの紅茶と言われても成立しそうなくらいにはローズ系香料と香りが合わさっているのでアールグレイ好きなら物足りないかもしれない。

星3.5

グリーンルイボスアールグレイ

ルイボスアールグレイ &EARL GREY

&EARL GREYの「グリーンルイボスアールグレイ」。3分抽出。

グリーンルイボス美味しいよね。お茶の香りは緑茶とおなじくベルガモットがかなり控えめ。飲んだ時もかなりベルガモットが弱く、グリーンルイボスの軽さと甘さが最大限味わえる。なるほど…なるほど?これ以上強い香りはグリーンルイボスのおいしさを阻害してしまうという考えなのか。このお茶ではかなり控えめにやさしく余韻に香ってくるベルガモット。ブランド的にはこちらが主役だろうにお茶との相性をちゃんと考えていることが窺える。自分はもう少し強くてもいい派だけど、グリーンルイボスを楽しみたい人にとってはとても気遣いを感じる仕上がりは自分はとても良いなと思った。

星3.5

このお茶も緑茶と同じく少し冷めてからのほうがベルガモットの香りがほどよく感じられる。

ジャスミンアールグレイ

ジャスミンアールグレイ &EARL GREY

&EARL GREYの「ジャスミンアールグレイ」。3分抽出。蒸らした蓋を取った時に最初に広がったのはジャスミン。お茶の香りは意外に強くない。蓋を開けた以降はかなりカップに近づかないとジャスミンの香りは感じない。これでもかってくらいジャスミンなのに、口に入れた瞬間にちゃんとベルガモットが香ってくる。
ジャスミンとベルガモットって似た系統ながら結構どちらもくどくなりがちだよね。このお茶も強調されておりジャスミンとアールグレイが均等な力でおしくらまんじゅうしていてストロングな味わいが抜けていく。好きな人にはたまらないだろうし、軽めのあっさりふんわりを求めるならおすすめはしない。かなりつよ。
ブレンドはさすがという感じで、ジャスミンとベルガモットが喧嘩してるようにみえて均衡が保たれて香りが調和しながら流転をしている。とにかくこの2つの香りが好きでかつ香りを楽しみたい人向け。自分の趣味どころではないのが残念だけど、この強さで殴られたい願望はある(・ω・;)

星3つだが人の好み次第で上にいけそうな感はある。

このお茶、冷めたときのほうがスルっと喉を通るのでもしやアイスティーとか水出しがいいのかもしいれない。

ライチ香りほうじ茶

カレルチャペック ライチ香りほうじ茶

カレルチャペックの「ライチ香りほうじ茶」。水出しおすすめなんだけど茶葉の量が足りず断念。お湯で抽出。早めの1.5分。

ライチの甘くてみずみずしいフレーバーとほうじ茶…意外に合います。ほうじ茶があっさりというほどでもないんだけどほどほどに香ばしくくどさもない絶妙な塩梅。でもってこれやっぱり水出しだったらまた違ったおいしさだっただろうなー。ほうじ茶がこれより淡泊でも濃くてもダメだし配合の仕方がとても上手い。余韻に強めにライチが残るのでお茶の時間や食後に一息つくのに良いです。

星3.5

鳳慶古樹

小梅茶荘 鳳慶古樹
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気づいたら3月終わりとかって早すぎる…。仕事でヒーヒーいってる間に季節変わってるΣ(・=・)

ようやく一息ついたところで小梅茶荘さんの「鳳慶古樹」飲んでいます。これお店で出してもらった水出しがすんごいおいしかったんだけど量が少なすぎて水出しもったいないのでちびちび飲んでいる。お値段も1gで100円とかだったような。

洗茶して飲む。かなり濃い口の中国茶だけども黒茶と紅茶の狭間のようなコクと印象がある。キリっとした辛口を思わせるも若干の果実感を思わせる甘めの後味が残るなんとも不思議な飲み口。以降は甘さの余韻がずっと続く。ふくよかな香にぐっと強いボディ感でお茶飲んでる!って感じが強くて良いです。まろやかにくどく、そこがいい。

星3.5