両口屋是清の「二人静」

両口屋是清 二人静

「二人静」ってさ…ネーミングすごいかっこいいよね…こう、店員さんに「二人静(ににんしずか)下さい」ってドヤりながら言うために買ってる部分も2割くらいある。何度かリピートしてます。高いから頻繁に買えないけど(=ω=)

二人静は紅白の半円2つが高そうな薄い和紙にキャンディつつみになっていて、原材料は和三盆、粉糖、着色料だけの非常にシンプルな構成。あっさりめにすっと口の中で溶けていくお菓子をお茶と合わせるのほんとすき(・ω・)和三盆…昔はまっていて和三盆そのものをいろんなものにふりかけて食べたりあるときはそのまま食べたりしたこともあったんだけど(むせた)、なぜそのまま食べるとドン引かれて固めたという事実だけのお菓子は許されるのだろう…と長年疑問に思っている。

この日に淹れたお茶はルピシアの抹茶黒豆玄米茶。あいもかわらず美味しすぎるマイフェイバリット。何度もリピートしています。リピートしてるぜアピールする機会あんまりないからここでやっておこう。(゚ロ゚)<抹茶黒豆玄米茶サイコー!

千金丹という和菓子が好き

菓匠佐野老舗 千金丹

銀座三越で売ってる菓匠佐野老舗というところの「千金丹」。分類どこだろうと思ったら干菓子だった。チョコレートみたいに割って食べるお菓子。味は羊羹よりもあっさりで水ようかんよりもこってり。この2つの間をとって乾燥させた素朴な味わいなんだけど、これがクセになって。緑茶でいただくのが本当に美味しい。食べ応えもあって甘いのに後に引かない甘さなんです。これ1枚でだいたい500円くらい。3日くらいかけて食べる。つまり3日でなくなる。

すごいどうでもいい話なんですけど、最近久々にお会いする方たちに手土産のお菓子もって挨拶にいくと大げさってくらいに喜んでもらえるんです。なぜか。(たぶんコロナとかでそういう機会がなくなってるからちょっとしたことで感動する…の…か?)でもってお返しにってくれるお菓子が手土産でもってったやつよりもいいものなのでなんか…こう、感情の行き場がないんですよね…(TωT)わらしべ長者か…。こういうのが立て続けに3回くらい起こってしまった。いや、そもそもなんでお返しくれるんだよ。贈答のお菓子用意してるのおかしいでしょ…。と、思いつつもみんな経済回してていいね。うん。自分も経済まわすためにこれからも自分が食べたいお菓子を差し入れしまくろうとおもいました。

吉野懐古は美しい

吉野懐古 松屋本店

と思うのです。久々に銀座三越行ってきたので買ってきた。この時期は美味しそうな和三盆干菓子と落雁が多くて目移りしますのう(・ω・*)ウキウキ
そんなわけで松屋本店の「吉野懐古」の紹介でも。このお菓子、買うのは2度目。そういや記事に残してなかったのを思い出して1年ぶりくらいに購入。吉野懐古は吉野葛が入った珍しい和三盆糖。型抜きの繊細さと美しさは随一と思っている。めしべの細やかさと花びらの角度が素晴らしいのですよ!

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うっとりしますわ(*´Д`)

ぶっちゃけ味は不味…あまり美味しくはない(主観です)。葛の味が強く和三盆の心地良い甘さがまぁ消されてるし葛の味は単調で華やかさがなくひたすら地味
だが不思議なことに何故か食べる手が止まらないのです…(´Д`;)とくに美味くも感じないのに気が付くと口に放り込んでるこの現象は何なのか。葛がちょっと生薬っぽくて癖になる感じある。ほろっサラーと溶けるような口解けも好きでなんだかんだ気に入っているやもしれません(・ω・)

2段になっていて28個入りで960円。

ばいこう堂の「夏の彩」

ばいこう堂 夏の彩

個人的に和三盆干菓子の中で断然にコスパが高くて安定した和三盆のおいしさを提供してくれるのがこれだと思ってる。43個入りで1,188円(税込)。このシリーズは四季ごとに型が変わるので季節が変わるとついつい買いにいってしまうのです。四季以外にも色々なテーマのシリーズがたくさんあるので見た目にもかわいいものが多い。型の種類が豊富で本当にすごい(・ω・;)シンプルな霰糖もうまいです。
さぬき(香川)和三盆を使用していて、クセがなくてさっと食べやすい。つい食べ過ぎてしまうので注意しないとしぬ_(:3 」∠)_
ばいこう堂は百貨店やその他いたるところで手に入れやすいのでおすすめです。

三桝屋の「麦落雁」

三桝屋 麦落雁
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群馬県にある三桝屋の「麦落雁」。原材料は砂糖と大麦粉というシンプルな構成。群馬県推奨の金色のシールがまぶしい(>ω<;)18個入りで500円くらいだったかな。
麦の香ばしい味がひろがってうまーい。麦こがしの落雁は結構味が大雑把なものも多いんですが、これは風味もこまやかで上品に溶けていく感じでさくさく食べてしまうorz
甘いんだけどクドくないのがとてもいい。
かすかにミルクコーヒーを思わせるようでやさしめで食べやすい味(・ω・*)

日本三大銘菓

一時期熱狂的なまでに落雁&和三盆にはまっておりまして。最近はようやっと熱も落ち着いてますがそれでも百貨店の和菓子フロアとか行くと買ってしまう。というわけで今日も長生殿をさくぽりしている(・ω・)

風流堂 山川

風流堂の「山川」。ふかふかしてやわらかいのにちょっとしっとりしてる落雁。このふかふかーってしてるのがとてもいいのです(´∀`)食べるとしゅわって感じに溶けるようでおいしい。上品な甘さで癖になる。山川は売切れになってることも多い。やさしい味。

大和屋 越乃雪

大和屋の「越乃雪」。高杉晋作がこのお菓子を好きすぎて死ぬ間際に盆栽に砕いた越乃雪をふりかけて雪見したという話。見舞いにこのお菓子もらうとか…どれだけ好きなんだよ…(;`Д´)
和三盆の突き抜けた甘さともち米の風味がちょっとくどい印象。良くも悪くもインパクトが強い。固めてあるけどすぐ崩れるから取りにくい。ぼろぼろ粉がこぼれるしで一番扱いが面倒そうなお菓子。お茶がないと食べにくい。でもこの甘さはたまにすごい恋しくなる。

長生殿
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森八の「長生殿」。この中では一番落雁らしい落雁。甘さは越乃雪よりも控えめでもち米の味もおとなしい感じ。このくらいが一番食べやすくていいなー。サクサクぽりぽり食べられるのがいい。

お供え用の落雁を食べて嫌いになる人多いんだろうなぁ…落雁のおいしさの神髄は和三盆なのでちゃんと和三盆入りのものを食べてみてほしいなぁと思うところ (;ω;)
落雁好きっていうとかなりの人に驚かれるのでやはりお供え用のイメージが強いんだろうなぁ。スーパーで売られる落雁もどきの罪は重い(#^ω^)

日本橋三越にuchu wagashi売ってた

ひさびさに落雁アーカイブでも。近所が工事始めて音が気になるので…神田のほうに出かけたら日本橋三越の菓匠庵でuchu wagashiさんの落雁が売ってたので思わず買ったよね。京都旅行のときに買おうか迷った「京都ものがたり」と「ochobo chai」。両方とも賞味期限が9月中なのではやくたべねば。

uchu wagashi 京都ものがたり

「京都ものがたり」(\1,080)はパッケージの箱がすごいかわいい(´・∀・*)アニマルシリーズもだけど、このスタンダード系の打ち菓子は強めに固めてあってわりとねとっと口に残る味わい。力強くてお菓子食べてるー!な満足感があります。ちょっと雑味もあるんだけど好きな味だし目で見て楽しむものだからその辺はあまり気にせず。(´∀`)

uchu wagashi ochobo chai

「ochobo chai」(\1,080)は↑とはちがってさらっと溶ける系で粉っぽい。ざらっとした感じはお茶フレーバーのやつと変わらず。でもスパイスがかなり強めに香ってるのでそこまで後味の悪さは気にならない。和三盆糖に紅茶粉と全脂粉乳、紅茶スパイスが入ってて…正直紅茶の味があまりせず、太田胃散の味がします((((;゚д゚)))太田胃散=生薬=スパイスなんでまぁ紅茶スパイスであながち間違ってない!Σ(・ω・;)太田胃散は紅茶に入れるとチャイっぽくなるらしいって話題になってますね。カレーにも合うようです。私も太田胃散は結構好きなんでちょっとびっくりしましたがわりと合っています。和三盆の繊細さがほとんど飛んでますがw大胆な香付けがいい。フレーバー落雁はすごい期待しているのでこれからもいろんな味出してほしいなー。まぁお値段からして贈答用です…ね(・ω・)

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最近ようやく落雁熱がおさまってきて日々のらくら暮らしてますが最近琥珀糖のおいしさに目覚めてしまった…自分のなかでブームがきそう。砂糖のコーティングしてる部分だけを延々しょりしょり食べてたい…
三越で買った琥珀糖。名古屋の「長寿園」というところの「氷彩花」というらしい。250gで800円くらいとぽちぽち売られてた琥珀糖の中では断然のコスパ高。4色あるけど味の変化はなく。おいしいけど飽きるな(;゚д゚)
琥珀糖は俵屋吉富の「貴船の彩」というのがフレーバーがついておいしくて好きです。高いけど。琥珀糖作ってみたいなぁ。

UCHU wagashiの落雁

UCHU wagasi 落雁

京都のUCHU wagashiの落雁です。
ココアとバニラ味の「animal」(6個入り/\650)とジャスミン・抹茶・ほうじ茶フレーバーの「ochobo」(20個入り/\1080)。
いやぁ購入するまでが大変だった…本店の西陣店にいったら臨時休業の張り紙があって…その日だけかとおもって次の日にいってもまた臨時休業で…orzいつ再開か張り紙に書いてなかったんですね(‘A`#) 結局webページのトップに5/15再開ってあったんですけど…店舗詳細ページにものせておいてくれよっていう…詳細ページの地図みてきてるんだから…いやそもそも張り紙にかけよ…と。
結局寺町店のほうにいったもののかなり脱力した道行でした。とほほ。
賞味期限がわりと近いので開けます。

pic_22animalはバニラとココアの落雁で、かなり濃厚な味。バニラはほのかに落雁っぽさが残っているけれど、ココアのほうはなんというかチョコ味の溶けるようなクッキーを食べているような感覚。形も大きくて食べ応えがあって美味しかった。

pic_23ochoboのほうはちょっと期待してただけに微妙な…味に深みがなくて軽いのですね。和三盆のきめ細やかさも感じられないのと、舌触りがざりざりで粉っぽい。和三盆ならもっとふわっと溶けてほしいところ…妙な苦味だけが残ってしまってあまりおいしいと思わなかったのが残念でした…(´・ω・`)
まぁでもぶっちゃけ型とパッケージの絵が可愛いんで満足です。

諸江屋の「雛てまり」

諸江屋 雛てまり
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桃の節句だイェーイ(´・∀・`) 雛祭りっぽい落雁が出てたので購入。諸江屋の「雛てまり」1個1,260円くらい。詰められた落雁の下にはぽん菓子?あられが敷いてあります。かわいいー(*´∀`*)
たけのこと右の緑っぽい落雁がニッキ味、奥の人型をかたどった落雁は米粉が多めの風味。いろいろ楽しめてイイ(・∀・) 通常のぽりぽりお干菓子も甘いんだけどもくどくなくて、さすがの仕上がり。敷いてあるあられ菓子が口直しに丁度いいんだ。恐ろしい。

惜しいのは真ん中にのってるかわいい花の形のやつなんだけど(黄色い蝶の後ろ)、これだけ着色がすごくて味もほとんどないし、本当に飾り物でしかない点。舌は真っ赤になるしで入れないでいいよ!って思いました。

ルピシアの「和三盆 春」を買ってきた

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ルピシア 和三盆 春

ルピシア便りで和三盆の商品があったので気になって購入。16個入り1,300円。マリメッコのノベルティといい最近和三盆やら落雁やらがきてる気がするぞ(`・ω・´)
この商品、落雁かと思ったけど純粋な和三盆の干菓子のようです。
原材料は和三盆糖、抹茶(日本)、着色料(赤3 赤105)とのこと。
讃岐(香川)と阿波(徳島)…の和三盆を両方使ってるみたい。
緑の葉っぱの形のやつは抹茶が入ってるみたいで、に…苦い(・ω・;)好み分かれそう。
白と桜の形のは純粋な和三盆…なんだけどやっぱどこかちょっとえぐみを若干感じるような…なんでだろう。和三盆のなかではどっしりと重ための印象。阿波の和三盆ってあんまり食べたことがないんだけど、合わさるとこんな感じになるのかな。讃岐はもっと軽い感じのものが多い。
これは濃いお茶が欲しい。

あと入れ物がしょぼい(´・ω・`)…がたがたの厚紙の入れ物に一色刷り…うーん…もっといいお干菓子があるのであえてこれを選ぶ必要はないかな…と思います。まぁお話のネタに。