香りの庭(水出し)

TEAPOND 香りの庭

TEAPONDの「香りの庭」。茶葉の名前がおしゃれです。ハーブとグレープフルーツを中心としたフルーツがブレンドされたフルーツティーを水出しに。ハーブ草っぽさがわりと強いが、同じくらいフルーツの香りも前面に出ていて不思議な感じ。グレープフルーツだけじゃなく、オレンジやリンゴの香りも含有されている。ハーブの傾向はレモングラスがメインに香りつつユーカリやらビートルートやらいろいろなものが入っている。ハイビスカスの酸味とオレンジの甘さが混ざり合って、不思議な飲み口。
飲んだ瞬間のインプレッションは酸味とハーブ感がとても強いんだけどオレンジが後味に強く残るのが好き。

星2.5

アウルブレンド

TEAPOND アウルブレンド

TEAPONDの「アウルブレンド」。95℃のお湯で3分抽出。
口当たりの良いすっきりした紅茶。凛としたダージリンのような…そこはかとなく薫香を感じるインドとネパールの茶葉のブレンド。ミルクとか加糖にはあまり向かず、ストレートが美味しい。食事に合わせて飲むのが好き。ネパール系の茶葉はなんとなく希少でお高いイメージありますがブレンドとはいえ値段がお手頃で有難いかぎり。

星3.5

アラベスクローズ

TEAPOND アラベスクローズ

TEAPONDの「アラベスクローズ」。3分抽出。手入れが行き届いた庭園で咲いている薔薇の香り。大変上品で野性味がない。香のバランスがくどくなる3歩手前の余裕を感じる絶妙具合。ネパール紅茶らしい。ダージリンにタイプが似た淡白じゃないすっきりしたコクを感じる美味しいお茶。これにダマスクローズ(とローズレッド、ローズピンクの3種配合らしい)が合わさって美味しくないはずがないんだよね。
緑に囲まれた庭園のカフェテラスで飲みたい。でも香が結構繊細だから外で飲むと良さが鈍りそうな気がする。

星4つ

2018年セイロンサバラガムワ シタカ茶園

TEAPOND 2018年セイロンサバラガムワ シタカ茶園

TEAPONDの「セイロンサバラガムワ シタカ茶園」ティーバッグ3分抽出。

スモーキーさと黒蜜のような甘味…とのことだが、本当に黒蜜っぽい香りがする!Σ(・ω・;)めちゃめちゃつるっとすべるようなつややかさを感じるセイロンと滑らか感覚にかすかに甘い黒蜜…すごいな!?加糖していないのにほんのり…和風味…。雑味がなく苦味も全く感じないし舌にやさしく落ちて消えてしまうような味わい。なのにどことなく感じられる力強さは…唸るばかり。

シタカ茶は以前に福袋にあって楽しみにしていたのだが、家族に取られて一杯も飲めなかったうえに絶賛の声だけ聞かされた悔しい過去があるんですが今回飲めて良かったー。美味しかったです。スモーキーな余韻…贅沢な味わい。

星4.5

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この紅茶に合わせたおやつ。わかさやさんのバターリッチ。突発的にマルセイバターサンドが食べたくなったもののアンテナショップになくて妥協したけどバターリッチも好きです。派手な装飾に対してフォントが古印体なのも良い(・ω・)

グランセ茶園 レッドティー

TEAPOND グランセ茶園 レッドティー

TEAPONDさんのネパール紅茶「2019年ネパール ダンクタ オータムナル グランセ茶園 レッドティー」。正式名称はアソートのミニ冊子より。95℃のお湯で3分半抽出。

強いコクと木の実のロースト感があるような深みのある味わいの紅茶。濃厚な香と強い飲み応えがありながらどこか澄んだ感じがあって、後味の余韻も少し残ります。こんな落ち着いた佇まいの紅茶を飲んだのは久々かもしれない。何かお茶菓子のお供があってもよさそうだし、何もなくてもこれだけで主役が張れる。無糖で美味しく飲めました。

星4つ

ミルクティーブレンド

TEAPOND ミルクティーブレンド

TEAPONDの「ミルクティーブレンド」。3分抽出。甘めの芋っぽいアッサム。ストレートだと突き抜けるような苦味が身に染みる…大人しくミルクを淹れて楽しみましょう。
強めの味わいでコクも感じるけど口の中が妙にさっぱりするし喉の通りよくもするっといきます。後を引かず、濃厚に寄っているけどもったりしていない絶妙な塩梅。香りもアッサムでもくどさが少なくて飲みやすいです。公式が謳っているようにブレックファストに合わせるのをおすすめ。

星3.5

2018年ダージリン セカンドフラッシュ キャッスルトン茶園 DJ-231

TEAPOND 2018年ダージリン セカンドフラッシュ キャッスルトン茶園 DJ-231

TEAPONDさん小売り販売やティーバッグアソートセットやってる!!ということでいくつか気になるのを通販しました。メール便で届くの便利でありがたい。

そんなわけでTEAPONDの「2018年ダージリン セカンドフラッシュ キャッスルトン茶園 DJ-231」。

キャッスルトンは数年前のルピシアのグランマルシェで感激したけど、以降はなんか渋いだけでもうあのころのキャッスルトンには会えないのか…と残念に思っていたのだけど、このキャッスルトンはかなり当時の感動の味わいに近い。柑橘とハーブを合わせたような香というのが本当にその通りで、なめらかでかすかに甘さがあってどこまでもやわらかくてとても良い心地になれる味わいでした。上品さの具現化って感じで、当時は戦慄したんですよね。

後味のハーブさが結構残るんですけど、それがクドいので好みが分かれそうではある。お茶うけと一緒なら気にならないと思います。

星4つ

チェリーパフェ

TEAPOND チェリーパフェ

TEAPONDの「チェリーパフェ」。以前レビューした気がしてたけどしてなかった…。ドライクランベリーがゴロゴロはいっていて淹れるときに茶葉のバランスにいつも苦労した(・´ω`・)

飲んだ瞬間、フルーツの酸味と旨みがじわりと感じられる。中国紅茶らしく味わいは軽めで無糖だと味気なさも…もうちょっとフルーツの香りが強いほうが好みかなぁ。少し甘くするとフルーツの酸味も若干強く感じられるので砂糖は入れたほうが美味しい。後味に清涼感があって思ったよりさっぱりしています。

星3つ

フレンチピーチ

TEAPOND フレンチピーチ

TEAPONDの「フレンチピーチ」。白桃フレーバーの紅茶。セイロンとネパールのブレンドらしい。3分抽出。
ヌワラエリヤに似た軽くてさっぱりした味わいの紅茶にふんわりと香るピーチ。若干香料っぽい感じもあるけれどそこまで気にはなりません。嗅いだ感じはいまいちピンとこなかったけど、口に入れた瞬間に軽くて甘い香が感じられる。さらりとした爽やかな紅茶。キンと冷やしたのが好きで、よくお湯出しでアイスティーにしていました。

星3.5

オランジュリー

TEAPOND オランジュリー

TEAPONDの「オランジュリー」。デカフェベースの紅茶とのことですが、味わいは軽さはなく、デカフェなのにコクも感じられ違和感なく飲めます。デカフェでこれなら結構いいなぁと思う反面、バニラ、バター系の香料とオレンジピールの掛け合わせが好きじゃなかった…ツンとした感じが強く、ストレートだと飲みにくさがあり(´-ω-`)ケミカルっぽさとは別ベクトルなんだけど、オレンジの香りがする中性洗剤のような印象だったんだよね…。推奨の淹れ方にミルクティーがなかったので期待しないまま牛乳を加えたら、香料が落ち着いて香りがなじんでわりと美味しく飲めてしまったのだった_(:3 」∠)_あーよかった。
そんなわけでこの紅茶はミルクティーで飲みきりました。

星2つ。